03 — 国家の対応
モラトリアムか、加速か
各国の対応は大きく「制限」と「加速」に分かれている。シンガポールは2019年にエネルギー・土地資源の制約を理由にデータセンター新設モラトリアムを発令し、先手を打った。アイルランドではデータセンターが国全体の電力の22%を消費する事態となり、ダブリン地域での新規建設を凍結した。一方、米国はバイデン大統領が連邦所有地でのデータセンター建設を促進する大統領令を発令し、トランプ政権も許認可の迅速化を継続。日本は再エネ・原発100%のデータセンターに対して投資額の5割(5年間で2,100億円)を補助する「ワット・ビット連携」政策を打ち出している。